痴女子大生 志乃(36)
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ベビードールの衣装を見ただけで顔を赤くしてしまう志乃。
想像以上に大胆な衣装で、志乃は戸惑っていた。
ベビードールのデザインはとにかくエッチだった。
胸元は下着同然の露出度で、胸の谷間を強調するようになっていて、ワンピースのスカート部分も極端に短い。
当然外に着ていく洋服ではなく、下着を隠す必要のないスカートなので、中のパンツは簡単に見えてしまうデザインになっている。
ベビードールは何着か用意されており、その中には全体が透けたシースルーになっている物もや、胸元に大きくスリットが入っている物もあった。
「志乃ちゃんどう?これベビードールって言うんだけど、こういうの着るのは初めて?」
「……は、はい……初めてというか……こういうのもあるんですね……」
「これはね、カップルが夜ベッドで一緒に過ごす時とか、女性が夜気分を上げたりリラックスをするために着るものなのよ。」
「そ、そうなんですね……なんていうか……凄いですね……」
男性を誘惑するためのネグリジェなんて、恋人もできた事がない志乃には着こなせる自信がなかった。
本当に私がこれを着るの……?と。
でもこの衣装を見ていると、やっぱりエッチで胸が高鳴ってしまう。
「うふふ、志乃ちゃん、この衣装を見ただけでもドキドキするでしょ?」
「……ドキドキ…しちゃいますね……」
「私も早く志乃ちゃんのベビードール姿見たいわ、志乃ちゃんさっそく着替えてみて。」
「え〜でもでも!……私まだ心の準備が……」
「うふふ、大丈夫よ、志乃ちゃんならベビードールも可愛く着こなせるわ。」
「でも……」
「志乃ちゃん、まずは着てみて。前回もそうだったけど、最初は恥ずかしくても一度着ちゃえば気分は上がってくるはずよ。」
「……う〜ん……分かり…ました。」
志乃はそう返事をして、渡された衣装を持って、貴子に背中を推せるようにして更衣室へ入り、カーテンを閉めた。
前回Tバックを穿いての撮影で癖になるほどの高揚感を味わい、今回もどれだけ露出が多い衣装になるのかと心のどこかで期待してしまっていた志乃だったが、
想像を超えたセクシーな衣装が用意され、戸惑っていた。
更衣室でもう一度ベビードールの衣装を見て、さすがにこれはやり過ぎかも……と。
それでも貴子に言われたとおり、一度着てみて、どんな感じなのか自分でも見てみたいという好奇心はあった。
狭い更衣室の中で、着ていたものを脱いでいく志乃。
用意されていた下着のパンツは、腰の部分が紐で結ばれている紐パンタイプだった。
レースの刺繍が入って可愛らしいデザインでありつつも、紐の部分が色っぽさを演出している。
まず、そのパンツを穿いてみる。
フロントもお尻もしっかり布に覆われているため、Tバックほどの露出度はないが、一般的な下着よりも布の面積は小さいタイプだ。
そして短いワンピースのようになっているベビードールも着てみる志乃。
「わぁ……やっぱり凄い……」
志乃は目の前の鏡に映った自分の姿を見て、恥ずかしそうにそう呟いた。
最初に目が行くのは、やはり胸元だった。
細い肩紐からブラジャーのようなデザインになっていて、胸の膨らみと谷間が強調されるようにしっかり見えてしまっている。
以前沙耶にも言われたが、高校時代から女友達からはよく
「志乃って意外と巨乳だよね」
と言われていた。
童顔には不釣り合いにも見える、志乃の色白な乳房は、実はFカップもあった。
そのFカップの乳房が、惜しみなく強調された志乃のベビードール姿は、あまりにもエロティックだった。
「やだ……凄いエッチ……」
鏡に映った自分の姿を見て顔を赤らめる志乃。
アンダーバストの切り替えから広がるスカート部分もやはり短く、ヒラヒラとした薄い布生地はあまりにも心細い。
後ろを振り向けば、その反動でスカートが舞い上がり、簡単に中に穿いているパンツが見えてしまう。
——こんな姿をカメラで撮られるの?真田さんに見られるの?——
想像するだけで顔から火が出そう。
着替えを終えた志乃は、更衣室から出る勇気も出ずにその場に立ち尽くしていた。
するとそんな志乃に、カーテンの向こうから貴子が声をかけてきた。
「志乃ちゃんどう?もう着替えれたかしら?」
「は、はい……でも……」
「じゃあ志乃ちゃん、出てきて見せてくれる?」
「あの……貴子さん……これやっぱり凄くて……恥ずかしいです……」
「うふふ、じゃあどんな風に凄いのか私に見せて。」
「でも……」
「志乃ちゃん、大丈夫だから、私に見せて。」
「……わ、分かりました……」
同性相手でもこの格好は恥ずかしいけれど、心を許している貴子にならと、志乃はゆっくりとカーテンを開けた。
「あら!」
志乃のベビードール姿を見た瞬間、貴子は驚きながら笑顔を見せた。
「志乃ちゃん、想像以上に素敵だわ。」
「……恥ずかしいです……」
恥ずかしそうに腕で胸元を隠す志乃。
逆にそんな志乃を嬉しそうに見つめる貴子。
「ねぇ志乃ちゃん、今ドキドキしてる?」
「……はい……すごく……」
「うふふ、撮影になればもっとドキドキできるわよ。」
「……もっと……」
「真田さんもきっと喜ぶわ。」
「……真田さんも……」
真田にこのベビードール姿を見られるところを想像し、顔を真っ赤にする志乃。
「さぁ行きましょうか。」
「えっ!?も、もう行くんですか?」
「志乃ちゃん自信を持って、本当に今の志乃ちゃん凄く素敵だから、ね?」
「貴子さん……ほんとですか……?」
「うん、本当よ。」
そう言って貴子が志乃の手を優しく掴むと、二人は真田が待っているスタジオに向かった。
しかしスタジオのドアの前まで来ると、志乃だけがそこで立ち止まった。
「あら、志乃ちゃんどうしたの?」
「わぁどうしよう、貴子さん、やっぱり恥ずかしい、私勇気出ないです。」
この格好でスタジオに入る勇気が出ない。
そしてそれ以上に、この格好を真田に見られるのが恥ずかしい。
真田が提案した衣装だとしても、志乃は簡単には決心がつかなかった。
「うふふ、大丈夫よ、志乃ちゃんならちゃんと楽しめるわ、この前の撮影を思い出して。」
「でも……」
そう言ってスタジオに入れずにいる志乃に、貴子はまたクスっと笑うと志乃の耳元に口を近づけて、小さな声でこう言ってきた。
「志乃ちゃん、今日もパンツはどれだけ濡らしてもいいからね。」
「えっ!?」
思いも寄らぬ貴子の言葉に驚き、顔を赤くする志乃。
まるで前回の撮影で志乃がTバックを濡らしてしまっていた事を知っているかのような口ぶりだ。
「うふふ、前回撮影してる時の志乃ちゃん見てたらすぐ分かったわ、志乃ちゃん今濡れてるだろうな〜って。」
そう言われて、顔がカァっと熱くなる志乃。
貴子にはやっぱり全部見抜かれてしまっている。
「私も女だから分かるの、撮影中って興奮してくると濡れちゃうのよね、でもその濡れる感覚も段々と楽しめるようになってくるのよ。」
「……そ、そうなんですか……」
「だ・か・ら、今日も沢山濡らして楽しんでね、志乃ちゃん。」
「……貴子さん……エッチです……」
「うふふ、エッチよ、でも志乃ちゃんもエッチでしょ?」
貴子はそう言ってニコッと笑い、志乃は否定できずに恥ずかしそうに俯いた。
そしてそんな志乃に、貴子は続けてこう言った。
「でもね、真田さんは私よりもエッチよ。」
「えっ!?そ、そうなんですか?」
「うふふ、そうよ。さぁ真田さんが待ってるわ、行きましょ。」
そう言って貴子はスタジオのドアをゆっくりと開けた。

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Last Modified :
> 楽しみです
コメントありがとうございます。
そうですねーここからエロ頑張ります!
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